初めての親知らず抜歯 〜別れ編〜
http://akimotak.hatenablog.jp/entry/2018/01/27/初めての親知らず抜歯_〜出会い編〜
↑前回。
いやはや、歯医者さんに行くのって本当に緊張しますよね。
私は自他ともに認めるチキンハートの持ち主なので予約をしたのはいいものの、痛いことされるよね!?という恐怖と緊張で予約日当日まで落ち着かない日々を過ごしました。
ちなみに去年引越しをして住むところが変わっているので3年前とは違う歯医者さんを予約しました。
ネットで口コミを見ていると評価が高くて、何と言っても「抜歯したけど痛くありませんでした!上手に抜いてもらえました!」との口コミがあったので迷わずそこに決めました。
そして、当日。
あっという間に予約した日が来てしまいました。
とりあえず早起きして、持ち物の確認。
予約時間と歯医者さんまでの経路を確認してその時を待ちます。
初診ともあって余裕をみて、予約時間10分前に到着しました。外から見ても比較的新しめの歯医者さんで、中も綺麗でした。
受付を済ませるとすぐに重盛さと美ちゃん風の女性(以下サトミちゃん)が診察室に案内してくれました。
椅子に座ってざっと症状を説明。
どこが痛いのか、いつから痛いのかなどを聞かれましたが事前に予診票をネット経由で送信するシステムだったので症状については確認程度でスムーズに進みました(現代の科学ってすごい)
まず初診なので歯の全体を把握するためにレントゲンを撮りますと言われ小さな個室へ。
マッサージチェアのようなイスの上に頭を囲うような大きな機械がついていました。
イスに座ると、細いスティックのようなものを噛まされて口をイッと開けるように指示され撮影が始まりました。
といってもレントゲンと聞いてイメージしていたようなパシャッ!パシャッ!というような音やフラッシュは無くて、ただ顔の周りを機械がウィーン…ウィーン…と回って終了でした。
え、いつ撮ったの?といった感じです。
診察椅子に戻ると早速今撮ったレントゲンを見せてもらえました。
当たり前ですが3年前と変わらず親知らずは上下左右4本しっかりと埋まっていて、しかも下の2本は思いっきり真横を向いていました…
素人でもわかります、これは絶対抜いたら痛いやつだ…と。
でも今回痛みがあるのは上の親知らず。下に関しては今は痛みがないので抜くつもりはありませんでした。
しばらくして先生と思しき男性が来てくれたのですがレントゲンを見るなり「うーん、どうする?全部抜きます?」と聞くのです…。
おったまげました。痛くない親知らずも抜くだって!?
1本の抜歯だけでもビビっているのに4本とか無理です。
慌てて「痛いところだけでいいです」と答えると「わかりました〜では上と下ですね?」
えーーーーっ!!?下もぉ!!!??
そこからは断るにも断れず結局下の歯も抜歯する方向で予約をとることに…。
ただ、先生の「やめたくなったら全然やめれますからね」の一言が救いでした。
その日は初診なので抜かないと言われ、翌週に抜歯の予約をとって歯のクリーニングをしてもらって帰宅。
今日抜かれなかったことにホッとした反面、下の歯も抜くことになってしまったので精神的ダメージはそれなりにありました。
そして迎えた抜歯の日。
前日までは現実逃避してなんとかやり過ごしていたのですが、当日になるとダメですね。
もう逃げられない感がすごいです。
余裕を持って歯医者に到着。前回と同じくサトミちゃんに案内されて診察椅子に座ります。
ほどなくして先生が現れ「では早速始めていきましょう」の言葉とともにスタート。
まずは麻酔を入れますねと言われ、歯茎に細い針が刺さる感覚が。結構奥の方まで刺されたのでチクチクと痛みましたが、まだ我慢できる程度の痛みでした。
2箇所ほど打たれたあと1度口をゆすいだのですが、早速麻酔が効いてきて注射を打たれたあたりの歯茎が感覚が無くなっていくのがわかりました。
「麻酔がきいているか確かめますね」と言われ親知らずの表面を針のようなものでガリガリと削られましたが全く痛くありません。
触られている感覚はあるのですが、痛みは全く無し。すごい…麻酔最高。
そこからは目に布をかけられていたので何をされているのかはよくわかりませんでしたが、歯を削る、グッと押される、砕かれる、掴んでグラグラされるなど…
想像するとなかなかに恐ろしいですが何せ痛みがないので平気です。ただ、チュイーンという音や振動はしっかり伝わってくるのでそれが怖くて早く終わってくれ〜と願っていました。
ほどなくして先生がグッと力をいれたような感覚がありすぐに「もう抜けてますからね」と教えてくれました。
え?もう抜けたの?いつ抜いたの?って感じです。
そこから口をすすいで待っているとサトミちゃんが抜いた歯を持ってきて見せてくれました。
見るからに「歯」ですがちょっと普通の歯よりは長いかな?って感じです。
そこから翌日の消毒の説明を受けて、今日は激しい運動や飲酒、長風呂はやめてくださいねと言われて抗生剤と痛み止めを処方されてあっさりと初めての抜歯は終了致しました。
ビビりまくっていた自分に大丈夫だよ!痛くないよ!と言ってあげたい。
麻酔がきれるまで2,3時間ほどかかると言われましたが、私は無事に抜歯を乗り越えることが出来たという喜びと安堵感で超ハイテンションになっており、そのままショッピングモールをブラブラして遊んでから帰りました。
家に着く頃には麻酔も切れて少し痛みと違和感があったのですが痛み止めを飲むことで痛みも
スッと消え、次の日の朝には全く痛くなかったです。
消毒のために再び歯医者さんを訪れましたが、先生も「うん、腫れてないし痛み止めももう飲まなくていいね」とおっしゃったのでそのまま帰宅。
しかし本当に恐ろしいのは
ここからだった。
消毒した日の夜、母に「やっぱ顔ちょっと腫れてるね〜」と言われ鏡を見ると確かに頬がちょっとぷっくりしていました。
自分では全然気づきませんでした。
が!次の日の朝起きてみると昨日の腫れが2倍くらいに膨らみ、めっちゃ痛いのです!!
ホントにおたふくみたいに頬が膨らんで顔が変形していました。
とりあえず処方されていた痛み止めを飲んでみましたが、あまり効果が感じられません。
とにかく痛いです。
特に痛いのがご飯の時間。口を開けると激痛が襲ってきます。おかずが唇につっかえてうまく口に入れられません。
そして噛むとまたジンジンと痛い…!!
大好きなご飯の時間が一転、苦痛な時間になってしまいました。
痛み止めは2回分しか処方されていなかったので、急いで市販の痛み止めを買って来て飲みました。しかしやっぱりあまり効き目を感じられません。
どの姿勢になってもジンジンと痛みます。
喋る分には特に問題ないのですが、少しでも口を大きくあけようとすると激痛です。
あくびも激痛。笑うと激痛。
ネットで調べてみると、抜歯後の腫れは抜歯後2、3日でピークに達し1週間ほどかけて引いていくとのこと。
しかし上の歯の抜歯の場合痛みも無くほぼ腫れることはないと書いてあって…いや、めっちゃ痛いし腫れてる!ここに腫れてる人いますよーー!!と叫びたくなりました…。
そして昨晩、痛みはついにピークに達し寝られないほどに…。
寝ることが出来ても痛みで起きてしまいます。マジでつらいです。
もう諦めて早朝4時に布団から出てリビングでぼーっと時が過ぎるのを待っています。
鏡を見てみると昨日よりもさらに腫れていました。パンッパンです。
これ、上の歯でこんなに腫れるんだったら下の歯を抜いた時にはきっと恐ろしいことになるんだろうな…
早く腫れと痛みがひいてくれることをただただ願うしかないです。
また痛みがひいたら報告します。